愛してるのに、
「愛してるのに、愛せない」。AAAの50枚目のシングル。通称愛愛。
私はこの曲のMVが大好きです。
曲も歌割りもメンバーの歌い方も大好きなのですが、それについては語ってくれる人たくさんいると思う。わたしはMVについて語りたい。
語ると言っても「にっしーイケメン過ぎて泣いた」などと言いたいではない。MVでのメンバーの設定や!状況などを!わたしなりに解釈した考察を書きたい!
AAAの歌詞やMVやライブの演出を深読みして、こうなんじゃないかと個人的解釈をブログやツイッターで語るAAAファンが少な過ぎる!!!!
と度々ツイッターでわたしは主張しているが、そういえばわたしもきちんと「語る!!」って感じで語ったことがなかった。人を責めるよりまず自分でやろう。
MV監督が決めたであろう"正解"と当たってるかいないかが重要なのではない。私の見方はマイノリティな見方かもしれない。でもそんなことどうでもいいんだ。語る!ってことが重要なんだ。だってヲタクだもの。
ということで愛愛のMVについて語ります。スクショ多め。長文注意。
設定・状況について
まず、AAA7人は同じマンションに住んでいるんだと思う。
だってほら、
この景色、まさに高層マンションの屋上からってアングルだし、
みんながいるところも、マンションの共同スペースみたーい♡
一軒家にしか暮らしたことのない私はマンションに憧れが強いからだろうか。マンションの共同スペースにしか見えない。
「ラブ・シャッフル」というラブコメドラマ(私の好きなドラマの1つ。通称ラブシャー。とってもおすすめ。宇野推しにはおなじみしーちゃんこと貫地谷しほりちゃんも主人公の元カノ役というメインキャラで出てるよ!しーちゃん演じるメイちゃん超可愛いよ!)では、登場人物4人は同じマンションの同じ階に住んでいて、そのフロアのエレベーター前で毎晩のようにパジャマパーティーするというシーンがあるのだが、
え、愛愛にめっちゃ似てない?同じマンションの住人説確定ktkr!!
ラブシャーのようにみんな同じ階かまでは分からない。が、メンバー同士で恋愛関係♡なんてカプヲタ大喜びの展開ではないと言い切れる。(突然の恋音&さよ前のMVdisり)
だって、みんなでいるシーンメンバー同士どの組み合わせでも目合ってないじゃない。どー考えも他人。絶対名前すら知らないかも…ぐらい他人設定。みんなでいるシーンでは、ソロショットか7人ショットしかないし、AAAのMVに多い「ハモりパートはハモってるメンバーを映す」ってのもないしね。
みんなでいるシーンのそれぞれの位置や座り方が、AAAでの立場と合ってると愛愛が世に出た当時話題になりましたね。グループの顔である西宇がまず前に座っていて、グループを支える浦日もその後ろでどっしり座って構えていて、ビジュアル担当と言われる與伊がモデルのように立っていて、秀太くんはいつでも動き出しそうな感じで。みんなでいるシーン、愛愛のMVの特に好きなシーンの1つです。
MVの7人の共通点は同じマンションに住んでいるということともう一つ。「愛してるのに、愛せない」と思い悩むような辛い恋愛をしているということ。まぁそれくらいはMV見た全員が分かると思うが。
ソロシーンではみんないる場所が違うが、そのいる場所こそ恋愛事情を読み解くポイントだと私は解釈しているので、ここではそういう仮定で話が進みます。解釈違いな方はご注意!
みんなそれぞれどんな恋愛をしているんだろうか?考察していこうと思う。
宇野さん編
1人ではちょっと広いベッドに寝転がりながら、なにかを待ってるかのような宇野さん。
そしたら携帯を握りしめて辛そうな表情…。
きっと彼と一緒に寝ていたであろうベッドで、彼からの連絡を待っていたんでしょうね。
でも彼から告げられたものは幸せなものではなかった。
「な、なんか昨日『俺たち別れようバイバイ』って言われた気がするけど、あの時2人とも結構酔ってた。言い間違いか聞き間違いに決まってる!前もそうだった。えっと『わたし達ってまだ付き合っているよね』っと!いいお返事待ってる、よ。」とメールを打ったのですが、「は?昨日別れようって言ったじゃん」などと言われ、ゔああああって感じかな?
彼の言葉でもっと傷付いたのに、彼のことを忘れるどころかまだ彼のことが大好きで、まだ彼を求めてしまう。だからまだベッドに残る彼のぬくもりを感じるように、味わうように、またベッドに寝転がるんですね…
「実彩子ちゃんにこんな辛い顔をさせるなんてなんて男だ!!実彩子を泣かせる男は許さない!!」と思うのですが、このシーンの実彩子ちゃん表情筋からなにからなにまで素晴らしいので、見るたびに何度もリピります。(普通のファンブログ化してる)
てか愛愛のMVのビジュアルメンバー全員完璧よな!美男美女が感情むき出しにして辛い顔してるの最高!!(性癖)
そして実彩子のソロシーンにすごくDEJAVUがあるんです。このシーンなんか特に
「膝を抱え眠れないのは君の声が聞きたいから」。完全に逢いたい理由な件。実彩子のシーンだけ見たら逢いたい理由のMVって言われても違和感一切ないかも。
伊藤さん編
浸り方なら、1番ぎょっとする浸り方ですよね。だって
深刻そうな顔をしてるかと思ったら、
服着たままお風呂に浸かっちゃうんだもん。
「彼のぬくもりにまだ浸っていたい」宇野さんと真逆ですよね。きっと伊藤さんは「彼のぬくもりさえも水に流して忘れ去りたい」から服着たままお風呂なんですよ!この女子メンの対比!最高!!
伊藤さんの恋愛は伊藤さんから振ったのかなって私は思いますね。彼への八つ当たりや見せつけには見えない。「あんなクズ男!振ってやったんだから忘れる!わたしにはもう必要ないんだ!彼とのデートのために買った服に残る彼の匂いさえも洗い流してしまおう。新しいわたしに生まれ変わるんだ!」って感じかなって思います。
このシーンのちあたん可愛いよね!ベストショットは間違いなくここ!(可愛いから貼りたいだけ)
日高さん編
日高さんがいるのはマンションの屋上。さすがSKY-HI。空がよく似合う。
愛愛のMVがセピア色なのほんと最高だな。どのシーンのスクショでも1枚見ただけで、なんとなく「…切ない話かな?」って思うもんね。
マンションの屋上にいる。も、もしかして失恋にショックなあまり思い詰めて飛び降り自殺?って思ったけど、
後ろ向きに歩きながら、ちゃんと後ろを確かめるように振り返るからそういう訳ではないですよね。良かった!!!
日高さんの場合、屋上から広い世界を見て、「俺が大失恋したと言うのに、世界はなにも変わらない。通常通り平和。自分は本当にちっぽけな存在なんだな。…もっとでかい強い人間になる…!」っていう思いから屋上にいるのかなって思いました。
ですが、つい最近まで屋上にいる理由は「世界はこんなに広い。世界中でいろんな物事が起こってるんだ。俺の失恋なんて大したことない。」と思いたいからかなって思ってました。
そしてこの最後の叫びシーンでは、「お前は出かける!って言ってから実際家を出るまで長すぎなんだよ!!何時間かかってんだよ!!いっつもいっつもさあ!!そのくせ自分が行きたいって行ったカフェの場所忘れるって無さすぎる!!!」的な本人には言えなかった元カノへの愚痴を言ってるのかなって。
ですが、ブログを書くにあたって改めて何度も何度もMVを見たのですが、この叫びシーン、相手より、自分の不甲斐なさを嘆いてるのかなってふと思ったんです。
そしたらなんかすごくしっくり来て。前と真逆と言える解釈だけど、前の解釈よりこっちのほうがだかひーさんぽくない?とも思ったんですよね。
どっちが"正しい"かわからないけど、ブログに書いてまで主張したい私の解釈は今のほうです。
きっと些細なことで喧嘩して、感情的になってしまい、彼女は「なんかぁ、日高くんってぇ、思ってた感じと違う〜もっと大人な男性だと思ってたのにぃ〜」と言って彼を振ったんだろうな…彼が武器としてる言葉が、別れの原因だったんだろうなぁ。だから日高くんはこんな自分を嘆いて、成長を求めているんだろうなぁ。
大丈夫だよ。日高くんが失恋して病んだら心配する人いっぱいいるよ。実際ゆかryと別れたって噂立った時、みんな心配してたよ。だからそんなに自分を責めないで。みんな日高くんのことが大好きだよ。日高くんの言葉にエネルギー貰った人いっぱいいるよ。だからいつものビッグマウスで自信満々で教祖様な日高くんに早く戻ってね(入り込み過ぎ)
浦田さん編
浦田さんがいるのはリビング。ちょっと1人暮らしには広過ぎるような気がしますね。
そしたら、
テレビに映るポニーテールの女性。その映像をぼーっと物思いにふけたように見つめる。
そんなテレビに映すくらい好きなら会いに行けばいいじゃない!ってなりますよね?なんで会いに行かないの?会いに行けない事情があるの?
そして気になる「元カノ役の方が横顔だということ」。まぁAAAのMVだし元カノ役の方は脇役の脇役だからって事情もあると思いますが、與さんの元カノ役の方は與さんに正面向けてましたよね?
横顔な理由は「彼女が見てるのは浦田さんではない別の男だから」なんじゃないでしょうか?
そしてテレビに映ってる映像は、彼の頭の中に流れてる映像なんだと思う。フラッシュバック。テレビに映してるのはMVだから演出としてというだけ。直也くんがリビングにいるのはこのテレビが重要だから。テレビがあるのはリビングですよね。
別れの理由は彼女の二股か、彼女の浮気か、別の男性の影に勘付いた直也くんが自分で切り出したか、のどれかかな。
なんかこの女は悪女そうだわ。絶対自分がしてることは誰かを傷付けることだなんて微塵も思ってないタイプでしょ。1人で住むにはリビング広すぎる。同棲してたか同棲予定で、結婚も視野に入れてた。なのに!あの女は彼の苦しみや嫉妬や寂しさや大人に対応に気付くことなく、くだらねー男と去っていたんだわ。その男とイチャついてるとこを彼に見られるという最低なお土産は置いてな!
やばい。このままじゃ夢小説()書き出しそう。
そんな女忘れてやれ!と思いますが、そこはなにかと繊細でめんどくさい直也くん。彼女と暮らした部屋で1人でいると、どうしても頭の中は彼女のことでいっぱいになってしまう。あんなことやこんなことも些細なことも昨日のように思い出せる。でも何度もフラッシュバックする彼女が自分じゃない違う男を見つめていた光景。あの光景だけは早く忘れたい!!自分の脳みそよ!早くあの光景を消し去ってくれ!!!
と頭を抱えるんですね。
私的に浦田さんは割と恋愛体質で、愛情が変なとこに重いイメージ持ってます。
4500字以上打ったしスクショも多いので、長くなりそうな與さん、西島さん、末吉さんはまた次の記事で。私の解釈を聞いてくれてありがとうございました。